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それぞれの後編
第16章 サディスティック・マリッジ【琉 side】
教室でのバカ騒ぎは、聞きたくなくても耳に入る。
愛里咲に社会人の彼氏がいることは知っていた。
だから、適当な女を愛里咲に見立てて抱いた。
真っ暗な部屋で、女に声を殺させれば、自分自身を誤魔化せた。
でも、日に日にそれも物足りなくなる。
子供の頃から独占欲が強く、自分のオモチャは貸さなかったと母親はよく笑って言う。
でもそれは適当に付き合った女に対してもそうで、他の男と喋ってるのを見ては一方的に別れを切り出したし、他の男に抱かれた女の相手もしなかった。
別に、
愛里咲と恋愛したい訳じゃない。
ただ、愛里咲の涙にしか反応しなくなった下半身に、どうにか愛里咲を縛り付けたいと思っていた。
愛里咲に社会人の彼氏がいることは知っていた。
だから、適当な女を愛里咲に見立てて抱いた。
真っ暗な部屋で、女に声を殺させれば、自分自身を誤魔化せた。
でも、日に日にそれも物足りなくなる。
子供の頃から独占欲が強く、自分のオモチャは貸さなかったと母親はよく笑って言う。
でもそれは適当に付き合った女に対してもそうで、他の男と喋ってるのを見ては一方的に別れを切り出したし、他の男に抱かれた女の相手もしなかった。
別に、
愛里咲と恋愛したい訳じゃない。
ただ、愛里咲の涙にしか反応しなくなった下半身に、どうにか愛里咲を縛り付けたいと思っていた。