この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それぞれの後編
第19章 【うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww】続3
「あらまぁ!深雪のお友達⁉︎ 」

夕飯時、家に掛かってきた電話。

深雪の母親が余所行きの高い声で答えている。


(まさか……⁉︎ )

母親を見つめれば、嬉しそうにコクコクと頷いている。


(何が?何で頷く?)

眉間に皺を寄せる深雪に満面の笑みを見せて、

「どうぞどうぞ!なんならお母さんも一緒にどうぞ。土日にみっちりお勉強しましょう!」

深雪の母親は電話相手と勝手に話を進める。


「ちょっ…お母さん‼︎ 」

電話口へと駆け寄る深雪を制し、

「うちの隣の大学生?ああ!わかりました。声掛けておきますね」

そう言って、母親は受話器を置いた。


「お母さん‼︎ 深雪は勉強会やるなんて言ってないよ!」

そう言っても、

「でももう蘭ちゃんのお母さんとお約束しちゃったもの〜♡ 」

深雪が家に友達を連れてくるなんて中学以来か⁉︎ 母親は嬉しくて仕方ないようだ。


「翼がいいとは言わないよ!彼女に夢中だもん。この前もエッチ断られたもん」


深雪に友達が少ない訳がそれだ。

”運命の人” そう感じれば、そのまま恋に落ちる。

それだけならまだしも、”運命” を感じる相手が1人ではない。

何人もいる ”運命の人”

つまりは ”同時進行”

豊満な深雪の胸への憧れは、年頃の女子にとって やっかみ に変わる。

深雪にとって蘭は、久しぶりに裏の顔も見せられる友達だった。

/440ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ