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それぞれの後編
第3章 身代わり妹〜第三章〜【聖夜】
「メリークリスマス‼︎ 」
サンタの衣装に身を包んだ院長先生が陽気に登場し、わが家のクリスマスパーティーが始まる。
サンタクロースからプレゼントを受け取った優太と凛は、飛び跳ねて喜んでいる。
まだ6ヶ月になったばかりの煌太は、サンタクロースがじいじとは気付かず、見慣れない顔に泣きべそ顔だ。
「あぁっ、こうちゃんっ‼︎ じいじだよぉ、ほらぁ」
スルリとサンタ帽と白いお髭をむしり取る院長先生。
「じいじ? サンタさんは⁉︎ 」
煌太は泣き止んだけれど、優太と凛から質問責めにされ、普段冷静な院長先生が狼狽えている。
それを隣で見ながら、由美さんは大爆笑。
「正体バラすの早過ぎなんだよ」
ため息交じりに凌太がそう言った。
サンタの衣装に身を包んだ院長先生が陽気に登場し、わが家のクリスマスパーティーが始まる。
サンタクロースからプレゼントを受け取った優太と凛は、飛び跳ねて喜んでいる。
まだ6ヶ月になったばかりの煌太は、サンタクロースがじいじとは気付かず、見慣れない顔に泣きべそ顔だ。
「あぁっ、こうちゃんっ‼︎ じいじだよぉ、ほらぁ」
スルリとサンタ帽と白いお髭をむしり取る院長先生。
「じいじ? サンタさんは⁉︎ 」
煌太は泣き止んだけれど、優太と凛から質問責めにされ、普段冷静な院長先生が狼狽えている。
それを隣で見ながら、由美さんは大爆笑。
「正体バラすの早過ぎなんだよ」
ため息交じりに凌太がそう言った。