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それぞれの後編
第3章 身代わり妹〜第三章〜【聖夜】
「お母さん……⁉︎ 」

凛を初めて姉のお墓参りに連れて行ったあの日以来会ってない。

久しぶりに見る母は、白髪や皺が増え、前よりも痩せていた。


「美優…っ…‼︎ 」

呆然と立ち尽くす私に、母がガバッと抱き着いた。

「ごめんねっ……ごめんねっ‼︎ 」

涙声でそう繰り返す母。


「なんで……謝るの?」


─────なんで?

……何を?

意味がわからない。


母は私を抱き締める力を緩め、少し距離を取る。
そして、手にしていた紙袋から、可愛くラッピングされたプレゼントを二つ取り出した。

「これ、優太くんと凛ちゃんに……」

「え?」

母が姉以外の誰かに何かをプレゼントするなんて……。

全く想像していなかった展開に、私の頭は全くついていかない。

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