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それぞれの後編
第5章 硝子の初恋〜第二章〜【8回目ののクリスマス】
再び迫る快楽の大きな波。
まゆなの背が仰け反っていく。
その瞬間、ガラス張りの天井に白いものが舞い落ちた。
─────ホワイトクリスマス…。
「まなっ、雪っ…んンッ、ああっ‼︎ 」
高臣の背中に腕を回し、まゆなは何度目かの絶頂の証しにその背に爪痕を残した。
大きく身体を揺らした高臣の身体。
その身体が大きく夜空を仰いだ。
「……これから先も、毎年クリスマスには一緒に空を見ような」
ギュッと強くその腕に抱き締められる。
ドクドクといつもより早く脈打つ高臣の心音。まゆなは高臣の胸に耳を寄せて聞き惚れていた。
「これから先もずっとずーっと……末長く、よろしくお願いします」
そう言うと、まゆなは先程もらったリングを見せ付けるように、高臣の右手に自身の左手を絡めた。
硝子の初恋〜クリスマス続編〜
2013.12.18 完結
まゆなの背が仰け反っていく。
その瞬間、ガラス張りの天井に白いものが舞い落ちた。
─────ホワイトクリスマス…。
「まなっ、雪っ…んンッ、ああっ‼︎ 」
高臣の背中に腕を回し、まゆなは何度目かの絶頂の証しにその背に爪痕を残した。
大きく身体を揺らした高臣の身体。
その身体が大きく夜空を仰いだ。
「……これから先も、毎年クリスマスには一緒に空を見ような」
ギュッと強くその腕に抱き締められる。
ドクドクといつもより早く脈打つ高臣の心音。まゆなは高臣の胸に耳を寄せて聞き惚れていた。
「これから先もずっとずーっと……末長く、よろしくお願いします」
そう言うと、まゆなは先程もらったリングを見せ付けるように、高臣の右手に自身の左手を絡めた。
硝子の初恋〜クリスマス続編〜
2013.12.18 完結