この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
それぞれの後編
第6章 サディスティック・マリッジ〜第一章・春〜【新入社員】
給湯室で琉のワイシャツを洗う愛里咲の後ろには、またも摩美が近づいて来ていた。
「千葉さん、シミ取れそうですか?」
摩美の声に、とっさにシンク横を確認した愛里咲。
外したマリッジリングは、制服の胸ポケットに入れていた事を思い出しホッとした。
「薄くはなってきたけど……」
自ら話し掛けたくせに、愛里咲の言葉なんて耳に入らない摩美。
「琉先輩ってエッチ上手ですよね。中学生同士だったのに、摩美めちゃくちゃイキまくってました」
摩美は琉とのセックスの思い出を語り始めた。
愛里咲とのセックスとは違い、全くのノーマルなセックスだ。
(そりゃあ中学生なら当然なのかもだけど……)
と思いつつも、イライラが募っていく愛里咲。
「マジ優しくて、摩美ばかりイッちゃって終わった時もあるんですよ」
(……私には”イクな”なのに⁉︎)
中学生の頃の思い出相手にヤキモチなんてと思いつつ、愛里咲の心はムカムカと嫉妬に燃えてきていた。
「千葉さん、シミ取れそうですか?」
摩美の声に、とっさにシンク横を確認した愛里咲。
外したマリッジリングは、制服の胸ポケットに入れていた事を思い出しホッとした。
「薄くはなってきたけど……」
自ら話し掛けたくせに、愛里咲の言葉なんて耳に入らない摩美。
「琉先輩ってエッチ上手ですよね。中学生同士だったのに、摩美めちゃくちゃイキまくってました」
摩美は琉とのセックスの思い出を語り始めた。
愛里咲とのセックスとは違い、全くのノーマルなセックスだ。
(そりゃあ中学生なら当然なのかもだけど……)
と思いつつも、イライラが募っていく愛里咲。
「マジ優しくて、摩美ばかりイッちゃって終わった時もあるんですよ」
(……私には”イクな”なのに⁉︎)
中学生の頃の思い出相手にヤキモチなんてと思いつつ、愛里咲の心はムカムカと嫉妬に燃えてきていた。