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夫婦で妊活旅行に行く話
第10章 妊活旅行の最終日…

「丁度、すぐそこから
グラスボートも出てるしさ。
どうせだから、乗船して行くでしょ?」

「確かに、グラスボートって
観光って感じするもんね」

平日なだけあって
定員80名のボートにゆったりと乗船できて
白浜の海の散歩を楽しんで
車に乗り込むと 白浜を後にした

紀ノ川のサービスエリアを過ぎると
和歌山から大阪に入るので


「これで、和歌山ともお別れだな」

「楽しかったね、和歌山」


「そうだな、今度来る時は白浜も
勿論いいんだけどさ。足を更に
伸ばして串本の辺りにもさ、
ののかは、行きたいんじゃない?
串本に、ののかが好きそうな
水族館とかがあるじゃん?」

「串本なら、
ホエールウォッチングも出来るよ。
ホエールウォッチングってさ
冬のイメージだけど
春から秋に掛けても、マッコウクジラ、
ザトウクジラ、ミンクジクラや
シャチが見れるんだってさ」

「ホエールウォッチングねぇ。
クジラって見た事ないかも?」

和歌山からの帰り道に
また次に和歌山へ行く時の
相談を既に夫婦でしてしまって居て

「まだ、子供が小さい内はさ
やっぱり、白浜の方がいいかな」

「串本は楽しみに取って置くって事?」

「それもあるにはあるけどな。
パンダのぬいぐるみをさ、
子供が産まれる度にさ、
アドベンチャーワールドで買わないとダメじゃん」

透真の言葉に
ののかが後部座席に視線を向けると

そこにはシートベルトをキッチリと締めた
2頭の大きなパンダのぬいぐるみが
いい子にして座っているのが見えて

「大人しく、チャイルドシートで
長時間過ごせる暇つぶしのネタを
考えないと…だね?透真」

「そうだな…、後部座席に
モニター付けて、動画でも
見れるようにしないと…ダメかもな…」

そんな話をしている内に
2人とパンダのぬいぐるみ2匹を
乗せた車は大阪のUSJの辺りに来ていて

「ののかさ、明日さ土曜日じゃん?」

「うん、明日は土曜日だけど
それがどうかしたの?透真」

「明日さ、ユニバ行かない?
ののかが妊娠しちゃったらさ、
スパイダーマンのライド乗れないじゃん?
いつも、デート行ったらさ
絶対乗ってたし、無くなるの寂しいって
テレビ見て言ってたじゃん?だから…」

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