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未熟の淫情
第3章 童貞真偽
部屋に束の間の静寂が訪れると、
男達は余計に感情を昂らせ、卑猥な想像が膨れ上がっていく…
「解りました…では、あまりのんびりしている時間もありませんし、
この後も閊えてイッてしまいますから、質問はコレくらいにして、
早速ですけど…今から一人ずつ順番に、ズボンとパンツを脱いで
溜まっているオチンチンの状態を確認してイキたいと思いますので…」
美紀が当然の事の様に、3人に向けて性器披露を指図した…
(…この美魔女が…オ、オチンチンだなんて…)
知的な美紀の口から発せられた『オチンチン』という幼児的な言い回しは
男達の聴覚を刺激し、身体を一気に強張らせる…
勿論、これから男性セラピストとして、女性が満足イクサービスを提供する為には
きちんと実物を見て、確認しておかなければイケない必須事項だろう…
「あ、あの…ソレって…私からですか?」
マサキが焦った様に、美紀に聞き返していた…
ココにいる三人いる男の中で、一番年上の自分が
最初に脱いで魅せなければイケないのであれば、流石に抵抗があるのだろう…
「…そうですね…男性の皆さんは、ソコに起ち上って頂れば大丈夫ですよ…
女性の前で先に自分で脱いで魅せるのは、まだ慣れてないでしょうし、
時間も掛かってしまいますから、コチラで脱がして差し上げますので…」
そう言って美紀がマサキを制止すると…
右腕として控えていた奈央がスッとスマートに起ち上がった…
ツカツカと男達の目の前に歩み寄ってきたかと思いきや、
「マサキさん、すいませんけど…起ち上がって貰って宜しいですか?」
まるで、あの往年の告白タイムの時の様にマサキと相対し、
毅然とした態度で伺いを立てている…
マサキもココでゴメンなさいとは言えないだろう…
覚悟を決めた様にゆっくりと重い腰を上げ、女性陣の前に及び腰で起ち上がったが…
「ほら、手は後ろですよ」
ズボンの前面を覆い隠す様に、硬く組まれたマサキの両手が
奈央のしなやかな手によって優しく紐解かれ、後ろ手にされると…
「アラッ…オチンポの方は、もうしっかり熱り勃っちゃって…」
「…」
マサキもこの短時間の内に違う事を考え、何とか抑え込もうとしたが…
暴れん棒の息子は言う事を聞かず、収まりはしない…
ズボンの中央が明らかにモッコリと膨れ上がり、力強くテントを張っていた…