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未熟の淫情
第4章 女性セラピストへの道
チュッとほんの一瞬だけ、唇が重なり合い、その柔らかな感触に驚かされる…
「…どう?私のコトがイヤじゃないなら、もっとちゃんとキスしてイイ?」
優しい口調で奈央に下手に出られると、美結も断れず、
新たなるレズの世界へとズルズルと片脚を引き摺り込まれていった…
キュッと身体が奈央に抱きしめられ、二人の胸と唇がピッタリ密着したかと思うと、
今度は遠慮なく、長い舌がニュルリと這入り込み、強制的に口内が抉じ開けられていく…
「…美結ちゃん…そんな消極的なキスじゃ、男を落とすことなんて出来ないわ…
もっと舌を出して、しっかり絡ませてくれないと…」
セックス指南役に扮した奈央にリードされると、美結も諦め、覚悟を決めたのだろう…
自ら教えを乞う様に、少しずつ舌を絡ませ、同性のキスを受け挿れていた…
レロレロと二人の舌が濃密に絡み合い、ピチャピチャと卑猥な水音が奏でられている…
(…こ、これが…女の人の…)
男のキスとはまるで違い、奈央とのレズキスは何もかもが新鮮に感じられた…
媚薬の様なネットリとした甘い唾液が口の中一杯に流れ込んでくると、
女ならではの繊細な舌遣いに翻弄され、瞬く間に全身の力が抜けてイク…
「…ンッ…ンンッ…」
…と、唇が塞がれたまま、美結が呻き声を漏らし、上半身をピクピクと震わせていた…
女同士のディープキスから視線を落として見ると…奈央のしなやかな手が
美結の胸の膨らみへと伸び、指先で硬く勃起した乳首をコリコリと弄んでいる…
「アアッ…そ、そんな…ダ、ダメッ!」
たまらず、美結は奈央から唇を引き剥がし、巧みな愛撫から逃れていた…
「アラッ…美結ちゃんったら、この程度の舌フェラでそんなに感じちゃうなんて…」
初々しい美結の反応に奈央が顔を綻ばせる…
「ねぇ…美結ちゃんって、男の人は彼氏独りしか知らなくて、
女の人とHスルのは、初めてなんでしょ?」
既にキスだけで骨抜きにされてしまったのか、美結が奈央の
操り人形と化してしまった様に、トロンとした表情でコクンと小さく首を縦に振る…
「フフッ…嬉しい…美結ちゃんの初めての女になれるなんて…
私が一から女のセックスを仕込んで、レズの虜にしてあげるから…」
美結を自分好みの従順なレズネコに育てあげようと、
奈央の唇が首筋を伝い、胸の膨らみへと滑り落ちていった…