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未熟の淫情
第4章 女性セラピストへの道
「…悪い事は言わないわ…コレ以上、見たくなかったら、
美結のことは諦めて、この部屋から出て行きなさい…」
「…あ、諦めるって…そんなの…」
カズマが泣き出しそうな顔で美紀に縋り付く…
「今、奈央さんの前戯でイカされた処を見ただけで、暴発しちゃったのに、
美結がセラピストになれば、他の男にオチンチンを挿れられて、
狂った様にイカされちゃうのよ…
そうすれば…こんなのとは比べ物にならないくらいツライ想いや、
屈辱的な想いをするのに、耐えられると思うの?」
カズマを説得しようと美紀が厳しく言い聞かせた…
「…」
やはり、経験が乏しい未熟な男には、無謀な挑戦なのだろうか?
「…この状況で、まだ勃ってるってことは、寝取られ性癖なのかもしれないわね…」
コレが鬱勃起という奴なのか…二発射精したというのに、
カズマのイチモツは萎えるどころか、力強く上向いている…
「愛し合ってる夫婦や恋人が他の人に寝取られたら、
感情を抑え切れずに、嫉妬で気がおかしくなって、狂ってイッちゃうのよ」
美紀の熱弁を耳にし、カズマの後ろでマサキとタケルも顔を見合わせていた…
「マサキさん、タケルさん、すいません…此方の都合でお二人には
きちんとお伝えしてなかったですど…実は、
美結は私の一人娘で、カズマくんとは小さい頃からの幼馴染なんです」
「…ひっ、一人娘で…二人が幼馴染って…」
美紀のカミングアウトはマサキとタケルの度肝を抜く…
(…だ、だったら…この二人っていうのは…)
「高一の頃から付き合ってて、初めて同士でセックスしたって聞いてるし、
一番多感な時期に付き合ってるんだから、
これまでに数え切れないくらいセックスしてるわよね?」
「…」
二人はどちらも否定できなかった…
美紀の推測通り、付き合いたての頃は
毎日サカリのついた猿の様にヤリ捲っていたといっても過言ではない…
互いの性器がジャストフィットするまでに形状記憶されたズブズブの仲だろう…
「美結、貴女もよ…このまま面接を続けてイケば、最終的な試験として
貴女にマサキさんかタケルさんの筆下ろしをして貰うことになるのよ…
その一部始終をカズマくんに見られて平気でいられるのかしら?」
(…ふっ、筆下ろしって…)
美紀から明かされた衝撃の内容に、4人は開いた口が塞がらなかった…