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未熟の淫情
第4章 女性セラピストへの道
女の潮と男の精液が乱れ飛び、床は一面水浸しとなっている…
二人の噴出が漸く下火となり、共に壮絶なイキ様を最期まで見届けると…
全ての力を出し切った様に、美結は壁に背中をもたれかけたままズルズルとへたり込み、
同時に、カズマも膝からガクッとその場に崩れ落ちていた…
ハァハァと息を弾ませ、グッタリと顔を俯ける…
「フフッ…美結ちゃん、どうだったかしら?初めて受けてみた女の人の愛撫は?
彼氏さんより気持ち良くイケたかしら?」
勝ち誇った様に、奈央が上から目線で感想を求めていた…
(…そ、そんなの…)
言うまでもなく、ココで言える筈も無い…
初めて潮を吹かされ、クンニと手マンで勃て続けに二度もイカされてしまったのだから…
(…こんな…潮を吹いて、イク処を…全部見られちゃうなんて…
っていうか、女同士がこんなに気持ちイイって知っちゃったら…)
奈央の実力を思い知り、レズの快感に目覚め、美結は好奇心と危機感に苛まれる…
その気がなければ、誰しも抵抗があり、毛嫌いするモノだろうが…
こうした何かのキッカケで一度でもレズの快感と背徳感を憶えてしまえば、
ズルズルと深みにハマってイッてしまうに違いない…
「それにしても…カズマさんも一緒に噴き出しちゃうなんて…
それだけ二人の仲がイイってことなのね」
羨む様に、奈央が二人の仲をイジっていた…
(…そ、そんな…まさか、見てるだけで、二度も…)
カズマの落ち込み様は、美結以上に酷いモノだろう…
一度ならず、二度もイチモツに触れすに、暴発してしまったのだから…
自分の早漏振りと不甲斐なさに、カズマは顔面蒼白となり、
誰とも顔を合わせられやしない…
「ねぇ…カズマくん、どうだったかしら?こうやって見てるだけで、
二度も出ちゃったってことは、嫉妬と昂奮で頭がおかしくなってイッちゃったのよね?」
項垂れるカズマに対し、美紀がそっと寄り添い、肩に優しく手を掛け囁いている…
「…」
確かにこれほど自分が嫉妬に狂い、
全身が熱く灼けてイク様な異常なまでに昂奮したことは一度もない…
「コレで貴方達二人が一緒にセラピストになるってことが、どれだけ無茶なことなのか、
解って貰えたんじゃないかしら?」
これまでの冷徹な雰囲気から打って変わり、
美紀は母親の様な親しげな口調でカズマに問い質していた…