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未熟の淫情
第5章 幼馴染の契り
一番身近にいた心の友を失い、中学時代は共に寂しい日々を過ごすことになる…
時が経つにつれ、そのうち忘れてしまうかと思ったが…
逆に想いは募り、互いの存在は大きくなっていく一方だった…
思春期に突入し、お互い男と女として見る様になると、恋心は膨れ上がり、
イキ場のない悶々とした感情だけが溜まってイク…
「ンッ…カ、カズマ…アッ…アアッ…」
気付いた時には、手が股間に伸び、自分で慰めていた…
性への目覚めは、美結の方が早かったに違いない…
小4の時、お風呂で股間にシャワーを当てる事が気持ちイイと感じたのがキッカケだった…
その後、学校の性教育で生理や妊娠を知り、小5の終わりに初潮を迎えると、
ネットや雑誌でセックスやオナニー、フェラチオといった行為に興味を憶え、
性への探究心が強くなっていく…
「アッ…な、なんか…このままだと…ダ、ダメッ!アアアッ!」
少女漫画の濡れ場にヌレ、指でクリトリスを弄っていた時が美結の初イキだった…
頭が真っ白になり、痙攣する強烈な絶頂感は病みつきとなり、クリオナの虜になってイク…
「アッ…カ、カズマ…ソ、ソコはダメッ!イッ、イクッ!イッちゃうッ!アアアッ!」
中学に上がる頃には、カズマとのセックスを妄想しながら、指挿れオナニーをし始め、
美紀が密かに隠し持っていた電マにまで手を出していた…
(あぁ…また独りでしちゃうなんて…なんてイヤらしい女なの…で、でも…)
イッた後には毎回、罪悪感や自己嫌悪に苛まれたが、止められなかった…
逢えない寂しさや孤独感を紛らわそうと、夜な夜なオナニーに耽る毎日だったが…
(…こんなコトしてちゃイケないわ…もう一度ちゃんと会って想いを伝えないと…)
カズマに逢いたい気持ちを抑え切れなくなった美結は、
親元から離れることを決め、カズマと同じ高校に入学し、再会を果たすことになる…
離れ離れとなっていた3年という長い月日は、カズマにとっても美結への想いを
再確認するイイ機会になったのだろう…
「…美結…俺…ずっと美結のことが忘れられなかったんだ…
美結のことが好きなんだ!」
「…う、うん…嬉しい…私もカズマが好き…ずっとカズマのことを想ってたの」
こうして、美結はカズマの勇気をもった愛の告白に感激し、
二人は高校入学当初から、めでたく付き合い始めたのだった…