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  バガテル第25番イ短調  (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
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 その制服姿の葵さんはすごく綺麗で…

 いやまるで…

 高校の制服姿のコスプレにしか見えないんだ…

「あ、もう駿たらぁ、いやらしいんだからぁ」

「あ、いや、だって…」

 でも本当なんだ、どう見たってコスプレ女子高生にしか見えないんだ…

「えー、似合わないかなぁ」
 そう呟きながら立ち上がり、クルっと一回転する。

「え、いや、逆です、似合い過ぎて…」

 そう、似合い過ぎるんだ…

 まるで映画やテレビドラマとかに出てくる女子高生にしか見えない…

 本当になんのことはない女子高生の制服姿…

 紺のブレザーに、白いブラウス、クロスタイ風の赤いチェック柄のリボン、学年別に色が変わるらしい…

 そしてバーバリー風のチェック柄のスカートに紺のハイソックス…

 本当に、普通に駅や街中に溢れている女子高制服姿なのだが…

「あぁん、駿の目がいやらしわ」
 葵さんが笑みを浮かべて囁いてくる。

「あ、だ、だって…」

 本当にコスプレ女子高生にしか見えない…

 あ、そうか…

 制服がどうのこうのではないんだ…

 葵さんが…

 この綺麗で、美しく…

 そして最近は…

 なんとなく更に大人っぽくなった…

 いや、艶やかになって魅力的になった葵さんが…

 この制服を着てるから…

 コスプレ女子高生に見えちゃうんだ…


 すると…

「うーん、褒められてるのか良くわからないわぁ」
 と、少し苦笑いしながらそう呟いてきた。

「え、あ、褒めてます」

「ええ、そうなのぉ?…」

 でも、さっきから駿の目がぁ…

「すごくいやらしいんだけとぉ…」

 葵さんの目が妖艶に光る…



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