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バガテル第25番イ短調 (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
196
「しゅんくん、大好き…」
舞香ちゃんは僕に抱き付いてくる…
「あ…うん…
ぼ、僕も舞香ちゃんが大好き…」
僕はそう言って舞香ちゃんを抱き、そして受け止め、キスをしていく。
調子がいいのは分かってはいるんだけれども…
僕はこの時点でもう、目の前のこの可愛い舞香ちゃんに心がすっかり向いてしまっていたんだ。
これはもうしょうがない…
だって…
だって、葵さんが突然消えてしまったのだから…
おそらくもう会える可能性がほぼ無いんだから…
自分でズルいとは思うんだけど、この心の、いや、カラダもだ…
もうこの衝動は収まり、そして治まりそうもない。
「あ、しゅんくん、また、固くなってきた」
「あ…」
そう僕のチンポは裸の舞香ちゃんを抱き、そしてキスをしていたら…
当然の様に、また、再び頭を持ち上げて勃ってしまっていた。
そして彼女にそんな指摘をされたのを誤摩化そうと、キツく抱き締めていく…
「あ、ね、ねぇ、し、しゅんくん…」
すると舞香ちゃんは、唇を離して何かを言おうとしてきたんだ。
「ね、ねぇ、あ、赤ちゃんが…
赤ちゃんが出来ちゃうかもしれないから…
が、我慢して…」
なんと舞香ちゃんは突然そう言ってきた。
「え?」
赤ちゃんて…
この時点の僕にはその舞香ちゃんの言葉は…
まさかの言葉でもある。
今迄もさんざん、数え切れない程に葵さんとは愛し合ってきた…
だが、もちろん葵さんは本当は、いや、本当の葵さんは心は女性でもカラダは男であるから…
あ、いや違う…
あの頃、葵さんはカラダの結合について…
つまりは男同士の愛し合い方、つまりはお尻、アナルセックスについて何度となく話してきていた。
『愛し合っていればお互いにひとつに結び合いたい、合いたくなる…』
そう言ってきていたのだが…
あの頃の僕には、あ、いや、今もだけども、お互いの口唇や手指の愛撫だけで十分に心とカラダの一体感を感じていたから、何の不満も無かったのだ。
それに、お尻に、いや、アナルセックスは怖い…
そんなイメージまで持っていたから、本当にそんな思いは無かった。
だから、今、この舞香ちゃんの言葉に、いや、そう言われるまで…
全く、そんな想いさえも、思いもしなかったんだ。
「しゅんくん、大好き…」
舞香ちゃんは僕に抱き付いてくる…
「あ…うん…
ぼ、僕も舞香ちゃんが大好き…」
僕はそう言って舞香ちゃんを抱き、そして受け止め、キスをしていく。
調子がいいのは分かってはいるんだけれども…
僕はこの時点でもう、目の前のこの可愛い舞香ちゃんに心がすっかり向いてしまっていたんだ。
これはもうしょうがない…
だって…
だって、葵さんが突然消えてしまったのだから…
おそらくもう会える可能性がほぼ無いんだから…
自分でズルいとは思うんだけど、この心の、いや、カラダもだ…
もうこの衝動は収まり、そして治まりそうもない。
「あ、しゅんくん、また、固くなってきた」
「あ…」
そう僕のチンポは裸の舞香ちゃんを抱き、そしてキスをしていたら…
当然の様に、また、再び頭を持ち上げて勃ってしまっていた。
そして彼女にそんな指摘をされたのを誤摩化そうと、キツく抱き締めていく…
「あ、ね、ねぇ、し、しゅんくん…」
すると舞香ちゃんは、唇を離して何かを言おうとしてきたんだ。
「ね、ねぇ、あ、赤ちゃんが…
赤ちゃんが出来ちゃうかもしれないから…
が、我慢して…」
なんと舞香ちゃんは突然そう言ってきた。
「え?」
赤ちゃんて…
この時点の僕にはその舞香ちゃんの言葉は…
まさかの言葉でもある。
今迄もさんざん、数え切れない程に葵さんとは愛し合ってきた…
だが、もちろん葵さんは本当は、いや、本当の葵さんは心は女性でもカラダは男であるから…
あ、いや違う…
あの頃、葵さんはカラダの結合について…
つまりは男同士の愛し合い方、つまりはお尻、アナルセックスについて何度となく話してきていた。
『愛し合っていればお互いにひとつに結び合いたい、合いたくなる…』
そう言ってきていたのだが…
あの頃の僕には、あ、いや、今もだけども、お互いの口唇や手指の愛撫だけで十分に心とカラダの一体感を感じていたから、何の不満も無かったのだ。
それに、お尻に、いや、アナルセックスは怖い…
そんなイメージまで持っていたから、本当にそんな思いは無かった。
だから、今、この舞香ちゃんの言葉に、いや、そう言われるまで…
全く、そんな想いさえも、思いもしなかったんだ。