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  バガテル第25番イ短調  (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
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 あ…
 その股間がもの凄く濡れていたんだ。

 うわ、凄い、すごく濡れてるぅ…

『わたしなんか濡れやすいみたいなの』
 初めての時、そう云っていた。

 だけど…
 今、この濡れ方は、その時の、いや、いつも愛し合っている時の比ではなかったんだ。

『たっぷりと濡らしましょう。
 濡れる様に優しく愛して濡らしましょう。
 それが二人の愛の潤滑油になりますから。』
 と、読んだセックスHow-toサイトにはそう書いてあった。

 そうだよな、濡れていると指先がスッと、いや、ニュルっと挿入るもんなぁ…

 そう、もう舞香ちゃんは僕の指先の2本はすんなりと受け入れていた。

 ズキズキズキズキ…

 そんな事を考えていたら、僕のアソコが急にズキズキと昂ぶり、痛いくらいに疼いてきたんだ。

 あぁ、もう挿入れたい、挿入れたいなぁ…
 挿入れたらどんな感じなんだろう?

「ね、ねぇ、しゅんくん」
 すると舞香ちゃんはそんな僕の心の声が聞こえたみたいに…

「ねぇ、欲しいの…」

「え?」

「しゅんくんのが欲しいの…い、挿入れて欲しいの…」
 と、目を潤ませて、そう言ってきたんだ。

「え、あ、う、うん」

 ドキドキドキドキ…
 そんな舞香ちゃんの言葉に僕は急に胸画高鳴り…

 ズキズキズキズキ…
 更に激しく、そしてギンギンに痛いくらいに疼きが昂ぶってきた。

「あ、うん」
 そして僕は、その舞香ちゃんの言葉を受けて、自らのパンツを脱ぐ…

「あ、そ、そう、しゅんくん、アレ、アレを付けなきゃ」
 舞香ちゃんはそう呟き、枕元のベッドの備え付けの引き出しから…
 ビニールパッケージに包まれた、いわゆる『コンドーム』を出して、手渡してきたんだ。

「あ、う、うん…」

 うわ、これが…
 僕は初めてコンドームを、いや、まだパッケージに入っているモノを見た。

「破って、中身を出して…」

「うん」

 ビリ…
 パッケージを破り、中身を出す。

「え、こ、コレが…」

 うわ、ヌルヌルしてる…

 僕は初めてコンドームというモノを手に、いや、目にしたんだ。

 ああ、こんな、こんなカタチをしちにるんだぁ…
 コレを、コレでチンポを包み込むのかぁ?

 不思議な感じがしたんだ…

 こんなモノ、こんなカタチが役にたつんだ?

 これが初めての感想であった。


 
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