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バガテル第25番イ短調 (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
205
「あ、そ、そう、しゅんくん、アレ、アレを付けなきゃ」
舞香ちゃんはそう呟き、枕元のベッドの備え付けの引き出しから…
ビニールパッケージに包まれた、いわゆる『コンドーム』を出して、手渡してきた。
「あ、う、うん…」
うわ、これが…
僕は初めてコンドームを、いや、まだパッケージに入っているモノを見た。
本当は、もっとじっくりと舞香ちゃんを弄り、感じさせてからしようかと考えていたのだが…
いや、セックスHow-toサイトにそう書いてあったから。
だけど、予想以上早く舞香ちゃんから『挿入れてほしい…』
って懇願されてしまったんだ。
「破って、中身を出して…」
そして僕は初めて手にするコンドームのパッケージをボーっと眺めていたら、彼女にそう急かされてしまった。
「うん」
ビリ…
慌ててパッケージを破り、中身を出す。
「え、こ、コレが…」
うわ、ヌルヌルしてる…
不思議な感じがしたんだ…
こんなモノ、こんなカタチが役にたつんだ?
これが初めての感想であった。
「……………」
だが、僕は、このコンドームをどう付けるのか分からなかった。
すると…
「うんとねぇ…こうして…あ、うん…こうやってぇ…さぁ、ここをゆっくり引っ張ってぇ…」
なんと、どう装着していいのか分からずにいた僕を、焦れったそうに舞香ちゃんが装着のアシストを、いや、装着してくれたのだ。
「あ、うん、えっ?」
え、装着の仕方を知ってるんだ?…
僕は思わず舞香ちゃんの顔を見る。
「あ、うん、ごめん…
前に先輩が持ってきて、その時に…」
舞香ちゃんは僕の心の声が聞こえたかの様に…
慌てて言ってきた。
「うん、そ、そうなんだ」
舞香ちゃんは僕の前に付き合っていた先輩の事を云ってきた。
え、も、もしかして…
僕はその時、ふと、ある疑問、いや、疑惑が浮かんでしまったんだ…
「あ、そ、そう、しゅんくん、アレ、アレを付けなきゃ」
舞香ちゃんはそう呟き、枕元のベッドの備え付けの引き出しから…
ビニールパッケージに包まれた、いわゆる『コンドーム』を出して、手渡してきた。
「あ、う、うん…」
うわ、これが…
僕は初めてコンドームを、いや、まだパッケージに入っているモノを見た。
本当は、もっとじっくりと舞香ちゃんを弄り、感じさせてからしようかと考えていたのだが…
いや、セックスHow-toサイトにそう書いてあったから。
だけど、予想以上早く舞香ちゃんから『挿入れてほしい…』
って懇願されてしまったんだ。
「破って、中身を出して…」
そして僕は初めて手にするコンドームのパッケージをボーっと眺めていたら、彼女にそう急かされてしまった。
「うん」
ビリ…
慌ててパッケージを破り、中身を出す。
「え、こ、コレが…」
うわ、ヌルヌルしてる…
不思議な感じがしたんだ…
こんなモノ、こんなカタチが役にたつんだ?
これが初めての感想であった。
「……………」
だが、僕は、このコンドームをどう付けるのか分からなかった。
すると…
「うんとねぇ…こうして…あ、うん…こうやってぇ…さぁ、ここをゆっくり引っ張ってぇ…」
なんと、どう装着していいのか分からずにいた僕を、焦れったそうに舞香ちゃんが装着のアシストを、いや、装着してくれたのだ。
「あ、うん、えっ?」
え、装着の仕方を知ってるんだ?…
僕は思わず舞香ちゃんの顔を見る。
「あ、うん、ごめん…
前に先輩が持ってきて、その時に…」
舞香ちゃんは僕の心の声が聞こえたかの様に…
慌てて言ってきた。
「うん、そ、そうなんだ」
舞香ちゃんは僕の前に付き合っていた先輩の事を云ってきた。
え、も、もしかして…
僕はその時、ふと、ある疑問、いや、疑惑が浮かんでしまったんだ…