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第1章 『夫婦円満本舗』

子供は欲しいには欲しいけど…、

聡の子供じゃないと…意味がないから…と。


美弥は…子供を諦めて、俺を選んでくれたのだが…。


それが…発覚して…からと言う物。

俺は自分が、

男として不十分な存在だと知ってからは…、

美弥との夜の方も……あまり上手く

行かなくなってしまっていた。


美弥も…、最初の内は…

俺が男性不妊を知ってショックなのだろうと。

求めて来るのを控えてくれていたのだが。


彼女は健康な女性なのだし、俺よりも年下で

性欲だって…あるのだから…。

どうやら…俺に隠れてひとりで処理をしていたのに

何かの時に気が付いてしまって。

そんな美弥を…放置する訳にも…行かず…。

俺の方から…彼女を…ベッドに誘ったのだが。


上手く…勃たなく…なって…しまっていて。

その…、する事をしていても

している最中で…萎んでしまい…。

妻と…思う様に…セックスも出来なくなってしまった。

そうなってからも…、色々と…

美弥は俺に気を遣ってくれて。

…刺激的な下着を身に付けたり…。

口や胸で奉仕をしてくれたりと。

あれやこれやと…手を尽くしてはみたが。

俺のその状態は…改善しておらず。

挿入するまでは…行っても…、射精までは…

勃起した状態を…維持できないままで。

中折れを…繰り返していた。