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第24章 『成田景子の夫からの依頼』

新居は最上階の２７階の角部屋で、

入口のコンシェルジュの人に
自分の名前を伝えると
ロックを解除してくれて。

エレベーターに乗って最上階を目指した。


入口のドアのオートロックが閉まらない様に、
前のマンションの時もそうだったけど。
仕掛け人である…３人の中の誰かが
ドアにストッパーを差し込んでくれていて。
仁が中に入れる様に手筈を整えてくれていた。


玄関の前から…ハンディカメラを回して
内部に…侵入する所から録画を始める。


そっと…玄関のドアを開いて、
玄関で靴を脱いで上がると…。

廊下が真っすぐに伸びていて

その廊下の玄関から見て右側にはトイレが

左側には大きな鏡のある

洗面所と…その奥にバスルームがある。

玄関から真っすぐに伸びている廊下は

Tの字になっていて左右に伸びている。

突き当り正面の部分は、

ウォークインクローゼットがある
小さめの６畳の洋室になっていて。

ここにはベッドだけがあって
ゲストが泊る時に使う部屋なのだそうだ。

Tの字に左右に伸びている廊下の、
右側の先には大きな
ウォークインクローゼットがある
主寝室になっていて、
成田さんの夫婦の寝室になっている。