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千一夜
第61章 第八夜 island 真相の入り口
 私はそのときを待つ。でもなかなかそのときがやってこない。河田が仕事をしてくれないのだ。
 河田の仕事……。
「ねぇ、何してるの?」
「……」
 河田は私の問いかけに答えない。
「早くしてよ」
「……」
 沈黙。
「何してんのよ。あなた、ふざけてるの?」
 焦らされると言葉がきつくなる。
「いや」
「何がいやよ。早くしてって言っているでしょ」
「止めようかなと思ってさ」
「止めるって何を?」
「もう眠くなったしさ」
 河田は嘘を言っている。それがわかっていても、私の心は微妙に乱れた。
 人質は私のあそこ。動かない河田の指が私を脅している。このまま何もしないで、河田が私に背を向けて眠ったりしたら、私は気が変になる。
「冗談よね?」
「どうしようか迷っているんだ」
「何を迷っているの?」
「今言ったじゃないか、眠いんだよ。それに明日の朝は早い。だからさ、君の中に入っている指を抜いてさ、休もうか考えているんだ」
「私をからかっているの?」
「いや」
「止めるなんて許さないわよ」
「どうして? 君だって眠いだろ?」
「眠くなんかないわよ。全部あなたのせいよ。責任を取ってよ」
「責任……、僕に責任を取れと言うわけ?」
「そうよ」
「どうすればいいのかな?」
 河田に冷やりとさせられたが、これは男と女の言葉のゲームだ。
「指……動かしてよ」
「聞こえないんだけど」
 アドバンテージは今河田にある。
「私のおま〇こに入っているあなたの指を動かしてと言っているの」
「条件がある」
「何?」
「スケベな私のあそこを弄ってくださいと言え」
 王様が私に命令した。
「スケベな私のあそこを弄ってください。言ったわよ」
「悪い、台詞を間違えてしまった。あそこじゃなくておま〇こだ。言え」
 もちろん河田はわざと間違えたのだ。
「スケベなわたしのおま〇こを弄ってください」
「ふん」
 河田は私を見下すようにして鼻を鳴らした。
 河田の態度に不満が残るが、我慢しなければ私が絶頂を迎えることはできない。男と女のゲームだとわかっていても、主導権を握られると立場は弱くなる。
「うううっ」
 河田は約束を守ってくれた。
「お前は雌犬と同じだな」
 私を蔑むことで河田も快感を覚えているはずだ。
 河田の指が私の中でぐるぐる回る。そして一番敏感な部分の膣壁が刺激されたとき、私の体は一瞬硬直した。
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