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第7章 三人の夫人

朝食の時間に成り　３人は食堂の席に着き
友里と結子が　きょろきょろと視線を彷徨わせ
春奈も　誠と拓哉が居たらと　さりげなく視線を泳がせ
もし　顔を合わせたら　鼓動が早く成って来る
昨夜の事を思い出すと　膣からの愛液がショーツを濡らせていた
花の香りが身を包み　霞んだ目で　膝ま付いた友里が直樹の
股間に顔を埋め　雄々しい物が　友里の顔を
突き刺した姿を見た？　幻の様に　そのまま朝を迎えていた事が
今は夢だったのかと錯覚してしまう
露天の中で　己の太ももに　友里の結子の胸に咲いた
紅い花が　夢で無い事は　判って居るが　それでも
何処か　まだ夢を見ているような気持に成っていた

チェックアウトが終り　駅までの車を　囲炉裏の前で
腰かけ　待っている時も昨夜は・・・
あそこで　春奈は昨夜の事を思い出して
溜息を吐きだしていた

・・・お待たせしました・・・
大柄な直樹が　暖簾から顔を出して声を掛けて来る

友里が嬉しそうに立ち上がり　直樹と車に
向かう後ろを結子と歩き
荷物を積み　友里は当然の様に助手席に
乗り込み駅へ向かう車中　春奈は走り去る
窓の外を眺めていた

・・・有難う御座いました・・・
直樹が頭を下げ　友里は何度も振り返りながら
３人は駅の中へと入って行った