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第11章 第11章 麗と弥生

テーブルに座った拓哉が食卓を見て目を輝かせ
「 頂きます 」
箸を両親指で挟み頭を下げた拓哉が食卓の
上の物を次々と口の中に、食卓に並ぶお皿の上の
料理が次々と拓哉のお腹の中へ入って行った
食事が終りテーブルを片付け、拓哉の前に座る
32畳の畳の部屋は ソファーも無く弥生は
困惑した顔で部屋の中を見回した、
「 ビールでも 飲むか? 」
拓哉が立ちあがり、冷蔵庫から缶ビールを取り出し
1缶を弥生に手渡して、前に座りプルトップを引く
炭酸の抜ける音が聞こえ、一口飲んだ拓哉が
「 彼氏は? 」
弥生の目を見て来た
「 お母さん・・・ 」
拓哉が怪訝な目で弥生を見る
「 お母さんが倒れた事にして
田舎に帰るからと言って 別れて
仕事も同じ理由付けて 辞めて来たの 」
少し悪戯な目で言い 不安そうに拓哉の目を覗き込んだ
「 ご両親に 挨拶に行かないとな 」
弥生の顔に笑顔が溢れ、立ち上がると拓哉の隣に
座った、拓哉の手が肩に回され背中を拓哉の胸に当て
缶ビールを傾けて行く
「 此処に、居て 良いの? 」
顏だけを拓哉に向け、頷く顔を見て
「 ありがとう・・・・ 」
拓哉の体温を胸に感じたまま 小さく呟いた
「 頂きます 」
箸を両親指で挟み頭を下げた拓哉が食卓の
上の物を次々と口の中に、食卓に並ぶお皿の上の
料理が次々と拓哉のお腹の中へ入って行った
食事が終りテーブルを片付け、拓哉の前に座る
32畳の畳の部屋は ソファーも無く弥生は
困惑した顔で部屋の中を見回した、
「 ビールでも 飲むか? 」
拓哉が立ちあがり、冷蔵庫から缶ビールを取り出し
1缶を弥生に手渡して、前に座りプルトップを引く
炭酸の抜ける音が聞こえ、一口飲んだ拓哉が
「 彼氏は? 」
弥生の目を見て来た
「 お母さん・・・ 」
拓哉が怪訝な目で弥生を見る
「 お母さんが倒れた事にして
田舎に帰るからと言って 別れて
仕事も同じ理由付けて 辞めて来たの 」
少し悪戯な目で言い 不安そうに拓哉の目を覗き込んだ
「 ご両親に 挨拶に行かないとな 」
弥生の顔に笑顔が溢れ、立ち上がると拓哉の隣に
座った、拓哉の手が肩に回され背中を拓哉の胸に当て
缶ビールを傾けて行く
「 此処に、居て 良いの? 」
顏だけを拓哉に向け、頷く顔を見て
「 ありがとう・・・・ 」
拓哉の体温を胸に感じたまま 小さく呟いた

