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第5章 突然の別離

　まったく何という人たちだろう。冷淡で鬼のような義両親を持ちながら、息子のハソンが春風のような人だったというのが今更ながら信じられない。



　アジョンがまた遠慮がちに言った。



「明日は一日、また大変だと思います。何もお召し上がりになっていなければ、途中で気を失ってしまいますよ」



　義父母は冷血鬼だけれど、崔家にはアジョンのように雪鈴の味方もいる。雪鈴は頷き、粥の載った匙を口に入れた。