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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第5章 突然の別離

ほんのりとかすかな塩味が本当に美味しかった。雪鈴はひと口、また、ひと口と粥を掬っては口に入れた。
そういえば、祝言の翌朝、雪鈴が寝過ごしてしまい、朝食に間に合わなかった。気を遣ったハソンが朝食を離れに運ばせてくれた。あの日、彼は手ずから粥を掬い、食べさせてくれた。あのときは恥ずかしかったけれど、今となっては切ないほど懐かしい想い出となってしまった。まだ、たった六日前のことなのに、もう百年も昔の出来事のようだ。
そういえば、祝言の翌朝、雪鈴が寝過ごしてしまい、朝食に間に合わなかった。気を遣ったハソンが朝食を離れに運ばせてくれた。あの日、彼は手ずから粥を掬い、食べさせてくれた。あのときは恥ずかしかったけれど、今となっては切ないほど懐かしい想い出となってしまった。まだ、たった六日前のことなのに、もう百年も昔の出来事のようだ。

