この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第40章 花、薫る夜
 賛との想い出の花から逃れるように秘苑を後にし、殿舎へと向かった。未来の東宮妃の仮宿舎は後宮の一隅にあった。そろそろ後宮に足を踏み入れようかという頃、大殿へと続く道から大股で歩いてくる人物がいた。




 気性を物語るかのように、きびきびとした足取りの主は意外にも通り過ぎるかと思いきや、桂花の前で立ち止まる。桂花は茫然として相手を見上げた。見上げるような長身の貴公子は、桂花の想い人と目鼻立ちが激似している。つまり、とても秀麗な面立ちをしていた。ただ一つ違うのは、賛より彼の方が少し背が高いことだけだ。
/4629ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ