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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第40章 花、薫る夜
 颯爽と紫の官服を纏った彼は今、桂花の前に佇み、両腕を組んで無遠慮に桂花を見下ろしている。



「陽善大君さま」



 今日の桂花は淡いくすみ緑の上衣に牡丹色のチマという装いだ。テンギはチマの色に合わせ、賛から贈られた紫蒼玉(パープルサファイア)の簪を飾っている。これは銀枝に紫式部の実を象った玉石がたわわに実り、枝先に蒼い鳥が止まる愛らしい意匠(デザイン)だ。
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