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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第40章 花、薫る夜
 賛がポツリと呟いた。



「そうか。そう、だな。明基叔父上や清明叔母上には、私は大切な子息を連れ去り、君の人生を台無しにした放蕩者ということになる」



 どこか自棄のような物言いに、桂花は哀しくなった。



「邸下。そのようなおっしゃり様はお止め下さい。私はー」



 賛が桂花を見つめている。燭台には龍が浮き彫りにされた黄金の蝋燭が赤々と燃えていた。賛の瞳が桂花を射すくめる。
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