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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第41章 それぞれの想い
 賛がふと呟いた。



「今夜の月は金色というより、銀色だな」



 桂花が彼の隣に寄り添うように座った。



「そうですね、月は日によって色を変えるようです」



 賛がクスリと笑った。



「私はやはり、黄金の月の方が好きだ」




 月が金色に輝くのは、金木犀が月を花の色に染めたからだという伝説がある。金木犀は桂花との出会いを象徴する花であり、二人にとっては忘れがたい花だ。
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