この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第10章 再び春巡りて
 姫乃原だった。ささやかな民家なら数軒は余裕で建つであろう広さに、姫貝細工が一面に群れ咲いている。



 清明のはしゃぎ声が響いた。



「いつ見ても、ここは綺麗ねえ」



 コンがまず馬から下り、次いで清明を抱き下ろす。雪鈴も馬から下り、コンに倣って、疲れた馬を手近な樹に繋いだ。二頭の馬は大人しく青草を食(は)み始める。
/4629ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ