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ガトーフレーズ
第4章 mousse
「おいで」

そう呼ばれると、子供のころに戻ったような気持ちになる。

キスをしながら、器用な指が、ひとつ、またひとつとボタンを外していく。
莉乃の大きくて形のいいふくらみが露わになった。
オフホワイトの可憐なレースで縁取られたブラジャーをたくしあげると、ぷるんと乳房がこぼれた。
恥ずかしくて、熱くなる顔。

「恥ずかしいです……」

「綺麗だよ……おっぱいはこんなに大きいのに、乳首はちっちゃくてピンクなんだね」

優しくわしづかみにされた乳房が、おさまりきらずに指から形をかえてこぼれた。
ふにふにと指を動かされ、乳首がこすれるたび、電気が走ったように背中が反った。

「思っていたより、ずっとエッチで綺麗な体だ……」

乳房を揉みながら、掬うように中央に寄せる。
そして、触れてしまいそうなほど近づいた両方の乳首を、レロレロと舌で舐めた。
極限まで尖った両方の乳首を、代わる代わる舐められ、吐息のような声がもれてしまう。
つまんだり、手のひらで転がされたり、濡れて光ったピンク色のいやらしい乳首。

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