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もう奴隷のように犯されるのはイヤ…
第13章 【管理人さんは優しくて温かい絶倫お爺ちゃん】





そっと前を通り、コンビニに行くもさっきの光景が頭から離れない。
え〜何してるの〜?まさか、だよねぇ?
帰って来た時、丁度ドアが開いて私はまた固まる。
見つからずに通り過ごしたいけどバッチリ隣人さんと目が合っちゃった。


「本当助かりましたぁ〜部品交換で済んで〜」


「いやいや、困ったらいつでも言ってな?」


「ありがとうございました〜」


満足そうな管理人さんとも会釈し、何事もなかったかのように各々家に入っていく。
そもそも管理人さんが他の入居者の家から出てくるのってよくあること?
部品交換って、何か不具合があって管理人さん呼んだってテイ?
最初のやり取りを目撃しているから何もかも下手な演技に思えてきて可笑しくなる。


そんなちょっとした「?」がたびたび起こるようになる。
201からも、203からも管理人さんが出てきたところを見ている。
そんな不具合出るのもおかしいじゃん。
皆さん親しげそうに話してるし。
確かに優しさが滲み出ているお顔をしているけど。


この前なんか蜜柑たくさん入った袋見せられて
「いる?」て言われたけど出掛けなきゃいけない時だったし丁重にお断りした。
入居者との距離感がバグっているというか。
スッと懐に入ってくるのは年の功と言うべきか上手いんだよね。
普通、厳格なお爺ちゃんばかりな気もするけどね。
よく笑うしよく喋る。
二言目には「何か困ったことないか?」って。
独り身としては有り難い。
疲れてる時には身に沁みる。
だから皆も警戒心なく接せれるのかな。


そんなある日、私は朝から喉が痛くて熱が出た。
フラフラになりながらも病院へ行き、会社も休んだ。
どうせまた、あの御局がボヤいてるんだろうな。
この状態でグチグチ言われるのは耐える自信ない。
薬を飲んで寝ようと思ったらインターホンが鳴った。
ノックもされて「菅生です」との声が。
一瞬誰かわかんなくてそっとドアスコープを覗き込むと管理人でした。
マスクしながら少しだけドアを開けて要件を聞く。
最初何言ってるかわかんなくて、頭ボーッとしてて、そしたら目の前クラクラして。
きっとその場に倒れたんだと思う。
そこから記憶は曖昧で。
管理人さん、お爺ちゃんなのに、私抱えて布団にまで連れてってくれたのかな。
ゴツゴツした腕の感触も僅かに感じてた。







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