この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
< 前へ しおりをはさむ次へ >
母と子 禁断の愛
第1章 序章
序章

「ただいま!」龍は元気よく玄関のドアを開ける。
「お帰り。」私はいつものように、我が子を玄関まで出迎える。そう…いつものように。
私は優、23歳。そして、出迎えたこの子は龍。私の息子、20歳。
え?年齢がおかしいって?
はい、世間ではおかしいと思います。
親子で年の差3歳。どう見ても姉弟ですよね。
でも、私たちは親子です。

私、優はこの子の父親の後妻として、この家に嫁ぎました。
この子の父親は43歳で他界しました。心筋梗塞でした。
それは突然やってきて、私を悲しみのどん底に突き落としました。
この子の父親は本当に優しく、孤独だった私を救ってくれました。
しかし、その幸せな時間はたった一年で終わりました。

途方にくれた私。
彼は会社経営者で、その世界では有名な実業家でした。
私と龍が生活に困らないように、多くのものを残してくれました。
それは幸せでした。
でも、それもたった一年で終わりました。
私を救ってくれたのは、彼が残した忘れ形見、龍です。

龍は本当に優しく、いつも元気で、私が悲しむ時間を与えませんでした。
私たち二人きりの生活が始まったのは半年前。
以前住んでいた家を売り、親戚も知らない街へ引っ越し、
新しいマンションを購入しました。
親戚は何かと私たち親子に口を出し、
彼が残した会社の経営にも口を出していました。

そんな時、龍が親戚を一括りにして、
いろんな条件をのませ、彼の会社を親戚に渡しました。
私たちはこの街へやってきました。
私たちには生活に困らない資金が残されています。

龍は大学に通いながら起業し、現在は立派なIT企業を経営しています。
規模は大きくはありませんが、
長期にわたる仕事に困らない契約を結び、
他にも大きな契約を獲得しました。
龍はこの業界ではすでに有名人です。

でも、やはり彼は私の息子。帰ってくると、
普通の若者に戻ります。この日も元気よく帰宅し、
出迎えた私を抱きしめました。親子のスキンシップ。
外から見れば、そう見えるかもしれません。
しかし、私たちの親子関係は年齢の差だけが違うわけではありません。
この時のスキンシップは、我が家では少し異なります。

< 前へ しおりをはさむ次へ >
/1ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ