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第9章 気持ちの変化

優の気持ちを聞いてから３日後…。

優は、再び大阪へと出かけて行った。

また、一人の夜が始まった。

栞奈は和歌子の店に行き、優が出張に行った事を伝えると

「じゃぁ、長く働ける？」

「えぇ？」

「ダメ？」

「良いの？」

こうして、栞奈は優が出張中、フルで働くことにした。

仕事は楽しかった。

昔、経理をやってた事もあり栞奈は経理もやっていた。

フルで仕事をしてくれると、和歌子もかなり助かり、今では和歌子の夫までもが

栞奈に信頼を置いていた。

この日の夜…仕事が終わると、

「栞奈、ご飯食べに行かない？」

「えっでも、大丈夫なの？旦那さんとかお義母さんとか」

「大丈夫よ、今日はお義母さんは旅行に行ってるし、旦那は接待で遅くなるって」

「そうなんだ、たまには行っちゃうかぁ！」

二人は夕飯を食べに行くことにした。

優にメールを送ることにした。

(今日から、優が帰ってくるまでフルタイムで働かさせてもらう事になりました。
　今日は、これから和歌子と夕飯を食べてかえります)

優からはすぐに返信が着た。

(働くのは良いけど体、大丈夫なのか？
　楽しんでおいで)

メールを確認し、二人は食事に出かけた。

「今日は、久しぶりに飲んじゃおうかな」

「いいね、私も飲もうかな」

二人は、手軽に食べられる最近、流行っているフレンチを食べに行った。