この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁愛
第11章 衝撃の告白
少し経ち、栞奈も少し落ち着きを取り戻した。

「栞奈…大丈夫か?」

「うん…ありがとう…」

その時、病室の扉が開かれ優が荷物を持ってきた。

「気づいたのか…大丈夫か?」

「えぇ…大丈夫」

亨は気を使い外に出て行こうとした。

「立花さん…居て下さい…」

「でも…」

「大丈夫です…居て下さい…」

優は栞奈と亨に話はじめた…。

「栞奈、本当にすまなかった…多分俺は、お前を傷つけたのは今回だけじゃないな…」

「えっ?」

「俺は、仕事ばっかりで寂しい思いをさせてばっかりだったな…あの泥棒が入った時も
 俺はすぐには帰って来れなかった…今回の出張もそうだ…俺は栞奈の為これから出来る
 栞奈と俺の家族の為って思って頑張ってきた…
 でも、本当は…違ったのかも知れない…独身の時の生活に戻ったみたいだった…」

優は、出張が楽しみだったと告げた…。

「栞奈は大切だ…今も愛してる…でも…こうなったのは俺のせいだ…」

「あなたのせいじゃない…私もあなたを裏切ったわ…私もあなたを愛してた…
 立花君と関係を持った時も、一度は立花君に惹かれた…
 でも、考え直して、あなたを愛していこうと決めたばかりだったの…
 あなたは、私には勿体ない夫だった…だからあなたの事を必死で支えて行こうと
 思った…」

「少し良いかな…」

亨が割って入ってきた。

「俺は、店であなたを見た時栞奈の旦那だと知った…あなたなら
 栞奈を幸せにしてくれると思った…俺が栞奈を誘惑したんです…
 申し訳ないと思ってます…」

亨は優に深々と頭を下げた。

/248ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ