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禁愛
第13章 再出発
向かった先は…

亨のマンションだった。

久しぶりに亨に会いたくなり、来てしまった。

部屋の前に立ちインターホンを押そうとするが躊躇した。

「私、ずるい…こんな時ばかり頼って…自分で決めたのに…
 帰ろう…」

栞奈は亨に会わず帰ろうとした。

その時、亨の部屋の扉が開いた。

驚きその場から動くことが出来なかった。

「栞奈?」

「ひ・・・ひさしぶり…」

「どうした?」

「いや…その…」

亨は出かける様子だった…

「ご・・・ごめん」

栞奈はその場から走り亨のマンションから出た。

しかし、亨が後から追いかけてくる。

男性の足には勝つ事が出来ず…栞奈はすぐに亨に腕を掴まれた。

「栞奈…待って…なんで逃げるの?」

「ごめん…来ちゃいけないと思った…自分が決めたのに…
 でも…」

「でも?」

「どうしても会いたくて…」

亨はその言葉を聞き抱きしめた。

「俺も、会いたかった」

栞奈も亨に腕を回し、抱きしめた。

亨は、栞奈の唇に自分の唇を重ね二人は、キスをする。

「立花君…出かける所だったんでしょ?」

「うん…コンビニにタバコ切れちゃって…一緒に行こう…」

亨は栞奈の手を掴み、二人はコンビニまで歩いた。

この1年数か月の事をお互いに色々話した。

亨は店を広くするのに忙しいと言っていた。

「栞奈も頑張ってるんだな…」

「立花君もね…」

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