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禁愛
第6章 事件・・・
亨を待っている間、和歌子と一緒に喫茶店まで行く…

足はまだ震えていた。

「栞奈、優さんには連絡したの?」

「したけど…」

一気に女性の事を思い出す。

「女が出た・・・」

和歌子は足を止め!ぽかんとしている。

「女?なんで?前に言ってた女?」

「うん。実は…」

和歌子に前にも一回電話に出た事などを話す。

「何よ!それ!優さん許せない!」

その時、亨の車が見えた。

栞奈を確認した亨は二人の側まで車を回す。

「栞奈!大丈夫か?」

「うん。。。ごめんねありがとう…」

今すぐ、亨に抱きしめてほしかったが、和歌子が居るので
それは出来なかった。

「こんばんは、栞奈の近所に住んでる和歌子です…」

「初めまして、こんばんは」

「二人ともとりあえず乗って」

栞奈と和歌子は後部座席に乗り込み栞奈の自宅に向かった。

「うちの旦那も一緒に中に入った方が良いわよ!一人で入るのは危ないわ」

和歌子が、私たちの返事を待たず
旦那さんに電話を掛けた。

和歌子の旦那さんは、事情が事情なのでOKしてくれる。

途中で旦那さんを拾い、栞奈の自宅へ向かった。
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