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禁愛
第6章 事件・・・
栞奈は電話を切り、すぐに家を出た、

振り向くのも怖くて出来ず、走りながら和歌子に再度電話をする。

「ごめん、今かけなおそうと思ってたのよ」

和歌子は出てくれた

「和歌子、助けて…。家に誰か居るみたいなの、今家から出てきたんだけど…」

「今どこ?」

「和歌子の家の近く…」

「分かった、すぐに出るから」

和歌子は電話を切りすぐに家から出て、栞奈を探す

栞奈は走って向かってきていた。

「栞奈!」

「わかこーーー」

涙でグシャグシャになっている栞奈を抱きしめ
背中を擦る。

「大丈夫?何があったの?」

「分からない…怖くて…」

「とりあえず家の中に入ろう…」

栞奈は和歌子に亨が着てくれる事を伝え、
和歌子には幼馴染とだけ伝えた、和歌子もそれ以上は聞かなかった。

栞奈は亨に電話を掛ける。

「もしもし?今、友達と会えたの・・・一緒に居る…」

「そうか、よかった。俺ももうすぐ着くから!家には戻るなよ!」

そういうと電話は切れた。
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