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第6章 事件・・・

「栞奈、落ち着いた？」

「うん、ありがとう」

少したって、部屋を見渡す床には結婚式の時の写真が無残にも割れ床に落ちていた。

それを拾い上げ棚の上に置き、取られた物は無いか確認していった。

取られたのは栞奈のアクセサリーや優の時計、栞奈の財布から5万円が取られていた。

しばらくして、警官たちは一度帰った。

犯人の顔を見た、和歌子の旦那さんは一応一緒に警察署へ向かった。

「和歌子…ごめんね…旦那さんにも迷惑かけちゃって…」

「いいのよ。気にしないで」

和歌子は栞奈を抱きしめた。