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12歳年下の彼と同棲開始する話
第10章 嵐の様な夜が明けて…

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2024年4月13日

AM6:00

~♫ ♩ ♪ ♪~

何時もの時間にセットしていた
アラームが鳴って…、
巴は目を醒ました…。

『んん…ッ…巴さん…朝…ですか?』

「港斗君、ごめん…起しちゃった?
私は…朝食の用意するから
何時もの時間に起きただけだから。
まだ…眠いでしょ?港斗君は
まだ、そのままでいいよ…」

一緒に起きようとした彼に
まだ寝て置く様に…横にさせると。

『巴さん…キス…』

「ん…っ…」

おはようのキスなのか…
彼からすればもうちょっと
おやすみなさいのキスなのか
どっちなのかわからないキスをして。

彼をベッドの中に残して、
巴はベッドルームを後にした。
先に静かに洗面を済ませて、
最低限程度の10分メイクをして。

ダイニングキッチンの方へ向かった。
ドアを開ける前に聞き耳を立てるが
このドアの向こう側の2人は
まだ夢の中の様で、人が動いてる
感じの気配は感じない。

カチャ…と…小さな音を立てて
リビングのドアを開くと
開いたドアの間から…室内の様子を
巴が…伺う…。

來翔さんは…あの床の
ふかふかのラグの上で寝ていて。
有翔さんは…リビングの脚付きの
マットレスの上で寝ている様だった。

まだ寝ている2人を起こさないように
巴はキッチンに向かって。

表面を軽く濡れたペーパーで拭いて
必要なサイズにカットした昆布を
お鍋に入れた水に浸けて置く。

こんな時に常備して置くと便利なのが
セブンイレブンのチューブ入りの
大根おろしだ…、朝から大根
おろさなくていいし好きな時に使える。

お湯でひじきを戻してる間に
湯豆腐につかう豆腐を
キッチンペーパーの包んで
レンジで3分チンする。
玉ねぎをスライスして、
ボールに卵を4つ割って
その中に白だしを加えて混ぜる。

適当な量の冷凍のホウレンソウを
耐熱容器に入れてレンチンする。
チンしたホウレンソウは
めんつゆに絡めて小鉢に盛り付けて
上からすりごまをふりかける。

水を入れた鍋にだしパックを
入れて過熱をスタートさせて。
その中にスライスした玉ねぎを加える。
後は…この中に適当な頃にお味噌を
溶いて入れて、乾燥わかめを入れるだけ。


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