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12歳年下の彼と同棲開始する話
第11章 おまけ 2024年4月15日
「はい…その時が…来たら…
ここで…お世話になりたい…です…」
アロマオイルでのマッサージを
して貰いながら、美咲と話をする。
美咲さんの…穏やかな癒しの
オーラみたいなのを感じるから。
身体も…気持ちいいし…、
何より美咲さんに話をしに来てるって
言う感じの部分も…あるにはある。
『友坂さんの…紹介してくれた
蛯名さんも…良く来てくれてるのよ』
夜勤明けとかに…ここで
美咲さんの施術を受けているみたいで。
『看護師さんも…患者さん相手の
大変なお仕事ですもんねぇ…、
あ、そうそう…お話…聞いたのよ。
なんか…あれなんでしょ?
千冬の子供も一緒に、
GWにお泊りするんですってね?』
割と…その話をしたのは最近なので、
エビちゃんこと蛯名葵ちゃんが
美咲さんのサロンを訪れたのは
割と最近の事の様だ。
「そうなんですよ…最初は…
ログハウスに泊れる所が
大阪の舞洲にあるらしいんですけど。
そこが…予約でいっぱいだったんで、
彼が…だったら停泊してるクルーザーに
泊れる所あるんですけどって…」
『クルーザーにお泊りなんかできるの?』
水上コテージとかなら
私もイメージが出来るんだけど。
クルーザーに泊れるホテルが
あるなんて…したことない経験だから。
「それも…大阪みたい…なんですけど…」
『そうなのね…、そんな所が
大阪にあるのね。また…
感想聞かせて欲しいわ。
それよりも…、友坂さんの
彼は…相変わらずな感じなのね…』
もう…美咲さんには…
彼が付けた跡を見られまくってるけど。
美咲さん曰く、今日は大量…との事で。
『でも…ちょっと薄いから
数日前の…って感じかしらね?
数日前に…何かあったの?』
美咲さんの言葉に巴がハッとする。
数日前の出来事に…思い当たる物が
巴にはあったからだ。
あの…例の双子…の
水嶋來翔と有翔のふたり…が
うちに泊まりに来た時の…
あの夜の出来事…が…原因だろう…。
多分…あの…バスルームで
私が…寝落ちしちゃって…。
運んで貰った時…に…、
彼が私の背中に付けた跡だろうなって。
そんな…彼の…嫉妬…心みたいな物が、
目に見える形で…残ってると…。