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第1章 ２０２４年４月５日

巴が自分の下腹部に食い込んでいる
港斗のペニスから逃れるように
自分の腰を引いて反らせると。

ぬる…っと…彼が指先を
ヌレヌレになっている巴の
陰列をなぞるように滑らせて。

『お腹に押し付けてないで、
こっちに…挿れなさいって事ですか？
…あ、巴さん…、挿れてとか
そんな感じじゃなくって…、
その…チンポを…私の中に
さっさと挿れなさいとかって
こう…強気キャラ…的に…言って貰ったりとか』

と…そう…彼が…そんなキャラで
私にオネダリして見て欲しいと
言いかけて…やっぱり良いですと言うと。

『あんまり…ふざけてると
巴さんに怒られちゃいそうですし…』

「べ…別に…怒ってない…んだけど、
港斗君が…ふざけてた…だけで…」

にゅる…にゅる…と…
亀頭を陰列に擦り付けて来て。
グイグイと…先端をこっちの
入口に押し当てられる。
びくっと…身体が跳ねて、
彼がその反応を見てこっちの
入口の位置を確認すると…。
こっちの身体に自分の腕を回して来て。
唇を重ねてキスをしながら…
ずぶぶぶ…っと…中に自分を沈めて来る。

「…―――ッ…、…んんっ……ンッ」

彼の大きなペニスが…肉の壁を
かき分けて…中に入って来て。
胸の中が…詰まる様な…感覚を
はぁ…っと息を吐き出して逃す。

自分の中が…彼のに…満たされて
埋められて行く…この感覚に…
自分の身体が…喜んでいて
…心身ともに…彼に埋め尽くされる。

この時間が…好きだなって
溜まらなく…愛おしいなって…
そんな風に…感じてしまう…。

「み…港斗…君…、んんっ…あ…ッ…
中…、港斗君…で…いっぱい…に
なって…る…っ、あっ、ん…ッ…」

『でも…まだ…全部…じゃないですよ？』

こっちの手を…繋がってる場所に
彼がほらと…導いて来て。
まだ…自分の中に…彼のが…
全て…納まってないと…言われてしまう。

ゾクゾクと…奥の奥まで…
彼のコレに…満たされる…のを…
想像してしまって身体が震える。

ゆっくりと…浅い抽送を彼がして来て
その彼のゆっくりとしたリズムに
呼応するようにして自分の口から
リズミカルな喘ぎが…漏れ出て来る。