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12歳年下の彼と同棲開始する話
第6章 同棲生活開始

カマンベールフォンデュと
アヒージョ用のアボカドや
ミニトマトやジャガイモ
ブロッコリーなんかも買って置いて。

エビも…下処理がしてある
冷凍のエビを買ったので。
チーズフォンデュにも
アヒージョにもエビ…入れるし。

明日は…コストコに行って
プルコギビーフと、
お寿司を買う位だ。

巴がキッチンで今日の
夕飯の支度をしていると
港斗が丁度帰って来て。

玄関が開く音がしたので
巴が料理をしていた手を止めて
彼を出迎えに玄関へと向かうと
ガチャと…ドアが開いて
彼が中に入って来る。

「おかえりなさい、港斗君」

『巴さん…ただいま帰りました』

「手、洗って着替えて来て。
もうすぐお夕飯できるから」

『はい…すいません…』

今日は…オムライスにしたんだけど。
一緒にキッチンのカウンターの所で
並んで座って夕食を食べながら
明日の宅飲みパーティーの
打ち合わせを彼とする事にした。

彼に聞いたらピザは…コストコで
買わなくても宅配頼むから
大丈夫と言ってくれたので。

お金…余りそうだから
ハイローラーとケーキでも
後は適当に買って来たら
豪華な宅飲みパーティーが
出来るんじゃないかって思ってるんだけど。

彼も…ビールとか、梅酒とか
焼酎やら…日本酒に、
お酒を割る為の炭酸水とか、
クラッシュアイスとか買って来てて。

明日コストコ行くから
食べる物のついでに
自分が飲むサングリアも…
一緒に買って来たら良いなって。
そんな事を考えていたんだけど。

『明日はリビングにテーブル2つ
出した方が良さそうかも知れませんね』

このキッチンのカウンターは
ふたりで使うなら
丁度いいくらいだけど、
カウンターチェアも2つしかないから
このカウンターじゃ手狭だし
ここでは…4人でパーティーは無理なので。

あっちのアパートで使っていた
折り畳みが出来る
ローテーブルもあるし。
彼が…持ってきた
2人には大きなサイズのコタツがあるから。
床のセンターラグの上に座って、
テーブルを囲んだ方が良さそうだ。

夕飯を…済ませて、
食器をシンクに運んで洗い物をする。







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