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部屋
第5章 迎える次の日
「ん…」
目が覚めると、隣に雪さんはいなかった。
「シーツ替えてくれたんだ。」
一緒に果ててしまったと思っていたのに。
部屋から出てみると、雪さんはリビングにいた。
「あ、おはよう。」
「おはようございます。」
「昨日はどうだった?」
昨日のことは、あまり覚えていない。酒が回っていたからだろうか。
「少なくとも、自殺しようとは思わなくなりました。」
「そっか、それはよかった。」
「それじゃあ、ありがとうございました。」
「一人で帰れる?」
言わないと。
「はい。道は覚えてますから。」
聞かないと。
「それじゃあいいや。さようなら」
「はい…あの!」
聞かなければならない。じゃなきゃ、今度こそ自殺してしまう。
「どうしたの?」
「…また来ても、良いですか?」
そういうと、雪さんは笑った。
「もちろん。また来なよ」
「ッ!……はい!」
良かった。私はこれからも生きていけそうだ。
「それじゃあね。」
「はい!」
目が覚めると、隣に雪さんはいなかった。
「シーツ替えてくれたんだ。」
一緒に果ててしまったと思っていたのに。
部屋から出てみると、雪さんはリビングにいた。
「あ、おはよう。」
「おはようございます。」
「昨日はどうだった?」
昨日のことは、あまり覚えていない。酒が回っていたからだろうか。
「少なくとも、自殺しようとは思わなくなりました。」
「そっか、それはよかった。」
「それじゃあ、ありがとうございました。」
「一人で帰れる?」
言わないと。
「はい。道は覚えてますから。」
聞かないと。
「それじゃあいいや。さようなら」
「はい…あの!」
聞かなければならない。じゃなきゃ、今度こそ自殺してしまう。
「どうしたの?」
「…また来ても、良いですか?」
そういうと、雪さんは笑った。
「もちろん。また来なよ」
「ッ!……はい!」
良かった。私はこれからも生きていけそうだ。
「それじゃあね。」
「はい!」