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つんでれ彼氏、つんでれえっち。
第3章 特別に、なりたい。

もしも、もしも私じゃなくて
ほかの女の子が
好きになっちゃってたら…
私より、違う女の子で
満足できてたとしたら…
まさか、まさかね、とは思うけど。
始まったら、不安が止まらない。
今、私の左側にいるゆゆ。
左手と右手で繋がっているゆゆ。
少し湿った風にのせて
いつもの香水とタバコの
混じった匂いをさせているゆゆ。
私だけのゆゆ。
…だよね?
二人で歩いているのに
ひとりぼっちみたい。
さみしくなる。
私は、左手をぎゅっと握った。
それより軽く、
彼の右手が握り返してきた。
ほかの女の子が
好きになっちゃってたら…
私より、違う女の子で
満足できてたとしたら…
まさか、まさかね、とは思うけど。
始まったら、不安が止まらない。
今、私の左側にいるゆゆ。
左手と右手で繋がっているゆゆ。
少し湿った風にのせて
いつもの香水とタバコの
混じった匂いをさせているゆゆ。
私だけのゆゆ。
…だよね?
二人で歩いているのに
ひとりぼっちみたい。
さみしくなる。
私は、左手をぎゅっと握った。
それより軽く、
彼の右手が握り返してきた。

