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朝倉美咲の実習日誌
第6章 十一日目(2)〜朽木先生の前で失態を演じてしまいました。
「だから、俺は知らねぇって言ってんだろ?」

「どうしよう…どうしましょう?どうしたらいいですか?」

オロオロする美咲を、葛巻は笑いを堪えてしばらく観察した。

「ま、まぁ朽木先生には後で謝っときゃいいだろ。酒入りの菓子食って酔っぱらったって言えば許してくれるんじゃねぇか?」




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