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朝倉美咲の実習日誌
第7章 十二日目〜朽木先生に汚名返上のチャンスをいただきました。
朽木は満足気に頷くと、ロッカーから重そうな黒い袋を出してきて机に乗せた。

「朽木先生、これは…?」

「うん、実は昨日あれから古い友人と呑んでね…ちょっと相談をしたら、良いモノを紹介してくれた」


こんなに楽しそうに話す朽木は初めてで、美咲は不躾にもマジマジと見つめてしまう。


「君が心底反省して謝罪してきたらコレを渡そうと決めていた。無駄にならなくて良かったよ」




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