この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
9歳差のジレンマ
第2章 俺にとっての晴菜
「妹だと思っていた晴菜が急にオンナに見えるときがあるんだ。
おれ自身混乱してる。もう少し時間が必要だよ。
俺がどう動くにしてもな」
「オトナだね~!純にぃは!」

はっ!と吐き出すように雄二が言った言葉は
皮肉にしか聞こえない。

「純さ?いい恋愛してこなかっただろ?
自分を抑えて隠して傷つかない恋愛しかしてこなかったんじゃね?
本当に誰かほかの男に喰われちゃうよ?」

おいおい・・・・
高校教師が自分の勤務先の校内で言うせりふじゃないだろ。

「どっちにしろ、今まで大事にしてきた妹は、大事にしていきたい」
「ふ~ん」

そういいながら雄二はタバコに火をつけた。
校内は禁煙じゃないのか?
いいのかよ?教師が廊下でタバコを吸って!

「それにさ?考えてみろよ?」
「あ?」
「俺たち楽しかったじゃん。高校時代。何をやるにも楽しくてさ。
俺もお前もいろいろな女の子と遊んでさ。
子供だったけどたくさん恋愛してさ・・・・」
「まーな」
「俺が手を出したら、晴菜は同年代の男との楽しい恋愛をするチャンスがなくなるだろ。一気にオトナの恋愛に踏み込んじゃうだろ。
それって、もったいなくね?
あの時代しかできない恋愛を俺が奪っていいのかな?」




/64ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ