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ヤンデレ彼氏
第2章 壊れる音
「俺さ、付き合うときに麻友に言ったよね?麻友のこと大事にしたいから、卒業までは手を出さないよって」
麻友は静かに聞いている。
「俺はさ、そうすることが麻友を大切にすることだと思ってた。特に、新名を見てたら。」
「確かに、新名は誰にでも手を出すもんね。」
くすくす笑いながら麻友は聞いている。
「でもさ、それは違ったんだ」
真剣な表情で麻友に話しかけた。
「新名だって、あれだけ女の子にちょっかいかけてたのに、須磨さんと付き合い始めたら、須磨さん一筋になった。」
「だって、新名にとって美希は大切な女の子だもん。」
「うん。そう。でも、須磨さんには手を出してるよね?」
そこで言葉を切った。
「新名はさ、須磨さんに手を出した。でも、須磨さんはそのおかげで大切にされてるって思うみたいなんだ。」
ふぅと息を吐いて、さらに続けた。
「俺は、間違ってたみたい。自分の欲望にしたがって、麻友に手を出すこと。そのことで麻友が傷つくと思ってたんだ。でも、実際は逆で…麻友のこと不安にさせてたみたい。」
ごめんね…といいながらいつものように笑う。
「麻友…好きだよ…」
そう言いながら唇を近づける。
どきどきと胸が鳴っている。
麻友はどんな反応をするのだろうか。
もしかしたら、今さら何を言ってるのだと怒られるのだろうか。
不安に思いながら、さらに唇を近付けた。
麻友は静かに聞いている。
「俺はさ、そうすることが麻友を大切にすることだと思ってた。特に、新名を見てたら。」
「確かに、新名は誰にでも手を出すもんね。」
くすくす笑いながら麻友は聞いている。
「でもさ、それは違ったんだ」
真剣な表情で麻友に話しかけた。
「新名だって、あれだけ女の子にちょっかいかけてたのに、須磨さんと付き合い始めたら、須磨さん一筋になった。」
「だって、新名にとって美希は大切な女の子だもん。」
「うん。そう。でも、須磨さんには手を出してるよね?」
そこで言葉を切った。
「新名はさ、須磨さんに手を出した。でも、須磨さんはそのおかげで大切にされてるって思うみたいなんだ。」
ふぅと息を吐いて、さらに続けた。
「俺は、間違ってたみたい。自分の欲望にしたがって、麻友に手を出すこと。そのことで麻友が傷つくと思ってたんだ。でも、実際は逆で…麻友のこと不安にさせてたみたい。」
ごめんね…といいながらいつものように笑う。
「麻友…好きだよ…」
そう言いながら唇を近づける。
どきどきと胸が鳴っている。
麻友はどんな反応をするのだろうか。
もしかしたら、今さら何を言ってるのだと怒られるのだろうか。
不安に思いながら、さらに唇を近付けた。