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ヤンデレ彼氏
第1章 はじまり
「ふぅ、さみぃ…」
底冷えする体育館。
先輩が呟くのも無理はない。
「しかし、なんだあの露骨なサボリは…ったく、後輩に抜かれるぞ…」
ふと左を向く。
女子の先輩たちはすっかりおしゃべりに夢中。
そんな中、俺と同じ1年の女子たちは熱心に空いた卓球台で練習をしている。
その中でも、ひときわ目を引くのが桜井さん。
カッンとピン球が飛ぶ音がする。
狙い通りにサーブが飛んだらしい。
さっきまで真剣だった桜井さんから、笑顔がこぼれる。
俺の心臓はどきどきしていた。
底冷えする体育館。
先輩が呟くのも無理はない。
「しかし、なんだあの露骨なサボリは…ったく、後輩に抜かれるぞ…」
ふと左を向く。
女子の先輩たちはすっかりおしゃべりに夢中。
そんな中、俺と同じ1年の女子たちは熱心に空いた卓球台で練習をしている。
その中でも、ひときわ目を引くのが桜井さん。
カッンとピン球が飛ぶ音がする。
狙い通りにサーブが飛んだらしい。
さっきまで真剣だった桜井さんから、笑顔がこぼれる。
俺の心臓はどきどきしていた。