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ヤンデレ彼氏
第2章 壊れる音
「隆也は!?これ、どうしよう…」
焦ったような麻友の声がする。
「いいんじゃない?1週間くらい預かってたってあいつも困らないだろ?」
クラスのみんなが唖然としている。
「困らないって言ったって…これ、英語だよ!?まずいんじゃ…」
「忘れたあいつが悪い。だから、麻友も気にするな。」
そういって、笑いながら麻友の頭をなでる小泉。
「そうなの…かなぁ…」
麻友は少し困っているようだ。
その様子を、ひそひそと見ているクラスメート。
「な…なぁ…小泉ってあんなやつか?」
俺に聞かれたが、さっぱりだ。
「だってさ、普段の小泉って、大人しいだろ?」
「しかも、隆也、麻友って…下の名前で呼んでたよな?」
「なんか俺、こわー…」
みんなの言葉が頭を素通りしていく。
「小泉くんって意外と…イケメンだね」
「そうそう、そして話しやすいのかも」
「きゃはっ、狙ってみようかな」
女の子たちはきゃぁきゃぁ言ってる。
なんだ、なんなんだ…
俺は二人へと近づいた。
焦ったような麻友の声がする。
「いいんじゃない?1週間くらい預かってたってあいつも困らないだろ?」
クラスのみんなが唖然としている。
「困らないって言ったって…これ、英語だよ!?まずいんじゃ…」
「忘れたあいつが悪い。だから、麻友も気にするな。」
そういって、笑いながら麻友の頭をなでる小泉。
「そうなの…かなぁ…」
麻友は少し困っているようだ。
その様子を、ひそひそと見ているクラスメート。
「な…なぁ…小泉ってあんなやつか?」
俺に聞かれたが、さっぱりだ。
「だってさ、普段の小泉って、大人しいだろ?」
「しかも、隆也、麻友って…下の名前で呼んでたよな?」
「なんか俺、こわー…」
みんなの言葉が頭を素通りしていく。
「小泉くんって意外と…イケメンだね」
「そうそう、そして話しやすいのかも」
「きゃはっ、狙ってみようかな」
女の子たちはきゃぁきゃぁ言ってる。
なんだ、なんなんだ…
俺は二人へと近づいた。