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ヤンデレ彼氏
第2章 壊れる音
side 新名
「ふえええええっ…新名…助けて…」
部室から出ると待っていたのは涙を流した麻友ちゃんと美希だった。
美希はおろおろしている。
「どうした?なにがあった?」
聞いても返事はない。
「これっ…」
美希がそっと差し出したのは、麻友ちゃんのケータイ。
そして、一通のメール
「from 淳
大丈夫って、ずいぶん無神経だね。
麻友は、小泉と仲がずいぶんといいようだね。
俺じゃなくて、小泉で発散させてたの?
俺がいながら最低だね。
ねえ麻友、悪いのは麻友だよ?
俺に隠れて、小泉と仲良くしていた麻友だよ?
なんでわからないの?
今日、早退したのも、麻友が悪いんだよ?
俺は麻友だけなのに、麻友はそうじゃなんだね。
新名に触られてるのは我慢できたけど、小泉に触られてるのを見て、我慢ができなかったよ。
麻友、本当に小泉はただの幼なじみなの?
隠れて体の関係を持ってるんじゃないの?
ねえ麻友、麻友は俺だけのものだよ?
ちゃんとわかってる?
麻友、愛してるよ。
小泉なんかよりもずっと愛してる。
俺は麻友だけんんだ。
わかってよ。」
俺はぞっとした。
「あいつ…」
とっさに淳に電話をかける。
「あれ、麻友じゃないの?」
「お前!ふざけるなよ!」
怒鳴ると、淳から予想していなかった答えが返ってきた。
「ふーん、新名も麻友の味方なんだ。幼なじみといちゃいちゃして喜ぶびっちな麻友の…」
「ふざけるな!!!麻友ちゃんがそんな子じゃないのは、淳が一番知ってるだろ!?」
「へぇ…俺は麻友のこと何にも知らない。」
ぞくっとした。
いつもの淳じゃない…
「ねぇ、悪いのは麻友だよ?俺がいながら幼なじみのこと隠して。あんなに嬉しそうにして…」
なに言ってるんだ?麻友ちゃんは誰にだって優しくて、人あたりがいいだろ?
「新名、もう切るよ?あと、麻友には覚悟してって伝えといて。」
「明日から俺は…」
ごくりと喉が鳴った。
「本気で麻友をものにする。」
「ふえええええっ…新名…助けて…」
部室から出ると待っていたのは涙を流した麻友ちゃんと美希だった。
美希はおろおろしている。
「どうした?なにがあった?」
聞いても返事はない。
「これっ…」
美希がそっと差し出したのは、麻友ちゃんのケータイ。
そして、一通のメール
「from 淳
大丈夫って、ずいぶん無神経だね。
麻友は、小泉と仲がずいぶんといいようだね。
俺じゃなくて、小泉で発散させてたの?
俺がいながら最低だね。
ねえ麻友、悪いのは麻友だよ?
俺に隠れて、小泉と仲良くしていた麻友だよ?
なんでわからないの?
今日、早退したのも、麻友が悪いんだよ?
俺は麻友だけなのに、麻友はそうじゃなんだね。
新名に触られてるのは我慢できたけど、小泉に触られてるのを見て、我慢ができなかったよ。
麻友、本当に小泉はただの幼なじみなの?
隠れて体の関係を持ってるんじゃないの?
ねえ麻友、麻友は俺だけのものだよ?
ちゃんとわかってる?
麻友、愛してるよ。
小泉なんかよりもずっと愛してる。
俺は麻友だけんんだ。
わかってよ。」
俺はぞっとした。
「あいつ…」
とっさに淳に電話をかける。
「あれ、麻友じゃないの?」
「お前!ふざけるなよ!」
怒鳴ると、淳から予想していなかった答えが返ってきた。
「ふーん、新名も麻友の味方なんだ。幼なじみといちゃいちゃして喜ぶびっちな麻友の…」
「ふざけるな!!!麻友ちゃんがそんな子じゃないのは、淳が一番知ってるだろ!?」
「へぇ…俺は麻友のこと何にも知らない。」
ぞくっとした。
いつもの淳じゃない…
「ねぇ、悪いのは麻友だよ?俺がいながら幼なじみのこと隠して。あんなに嬉しそうにして…」
なに言ってるんだ?麻友ちゃんは誰にだって優しくて、人あたりがいいだろ?
「新名、もう切るよ?あと、麻友には覚悟してって伝えといて。」
「明日から俺は…」
ごくりと喉が鳴った。
「本気で麻友をものにする。」